意思が強いというのか・・
今朝起きてすぐにシュ太に「おはよう」と言うと、尻尾をパタパタしてくれた。 たったこれだけのことでも、今日は元気が良いのだと嬉しくなってしまう。
散歩に出ると近所の人が寄ってきて、ブンブン尻尾を振るシュ太を見て「ほんとに元気になったわね。尻尾の振り方が違うわね。目の輝きが前と全然違うわ」と言ってくれた♪
シュ太は相変わらず「なんかちょうだい〜」と言いながらも今朝は主人と一緒に軽い足取りで行ってしまい、ルイは同じ場所でじっと臭いを嗅いでいて私と一緒に取り残される。
「ルイたん〜〜、歩こうよぉ」
ツンツンリードを揺らして合図するけど知らんぷり。
やっと気がすんで歩き出したけれど、主人が行ったのと違う方向に行こうとする。
「ルイたん、今日はこっちに行こう」
でも、自分の行きたい方に足を踏ん張って動かない。
我がまま犬の見本みたい。 5,6年前ならこんな我がままは許さなかったんだけど、12歳だもの、しょうがないか。
でも、今日はちょっと私の行きたい方にリードしたかったので、ポケットに入れた干し芋でつってみた。
「ほら、こっちに行こう!」
ルイは夢中で干し芋について来る。
よしよし。
お利口さんだね〜〜
はい、お芋。
さぁ、行きましょう!
すると、干し芋を食べ終わった途端にルイはクルッと後ろを振り向いて元の自分の希望地点に向かって歩き出す。
「ちょっと待って!」
また、干し芋を出しながら私の行きたい方向に誘導。
でもまた、食べ終わった途端に、ルイは勝手に軌道修正。
しょうがないなぁ・・・分かった分かった、どこに行きたいの?
自宅に帰ると主人がすっかり朝食の用意をし、笑いながら待っていた。
「お昼まで帰って来ないつもりかと思ってたよ」