ブログ引っ越し

 すみません!!
 ブログを元のLivedoorに戻します。
 Livedoorブログからはてなブログにしたのは、当時Livedoorブログがあまりにも表示速度がのろくて、日記も書けない、自分の日記も見られないという状態が続いたのが主な理由ですが、この「はてなブログ」は、まず、可愛くないという欠点があり、それからどういう訳かトラックバック出来ないという方も多く、最近ではLivedoorブログも軽くなったみたいなので、元に戻ることにしました。
 読者の方、うろうろして、ごめんなさい。
 その代わり、すっごく可愛くなったの♪
 見てっ ここ。
 http://blog.livedoor.jp/makihime1/

動けない?!

yamam112006-10-28

 ヒャウンッ ヒャウンッ
 という甲高い声で目が覚めた。 草木も眠る丑三つ時・・・
 隣を見ると、絶望したような目をしたシュ太がじっと虚空を見ている。 びくりとも動かない。
 ぎくっ としてよく見たら、呼吸は正常。 手を当ててみたら心臓も力強く動いている。
 目つきが気になったものの、私も眠いし、また眠ろうとしたら・・・ ヒャウンッ ヒャウンッ
 あっ 喉が渇いたのか。 と思って親切にもお水を枕元まで持って来てあげたのに、見向きもしない。
 ?? 苦しそうには見えないけど。
 そしたら また  ヒャウンッ ヒャウンッ
 全く身体を動かさないままの ヒャウンッ ヒャウンッ が30分くらい続き、よく聞いていると何だか ハパッ パパッッ と
言っているようにも聞こえる。
 心配でドキドキしながら主人を起こしに行った。
 主人はじっとシュ太を見下ろした後、よっこらしょっ とシュ太の腰を持ち上げて立たせた。
すると、シュ太はヨロヨロしながらも自分で台所に歩いて水を飲みに行った。
そしてその後何度か部屋をうろついてから気持ちのよい寝場所を見つけて落ち着いた。
 そうか。
 お布団にはまってしまって身動き取れなかったんだ。
 普通なら前足をついて身体を支えたり、後ろ足を蹴って勢いをつけたりして起き上がるんだけど、老犬で足腰が弱っているので柔らかな布団では踏ん張りがつかずに動けなくて困ってたんだ。
 主人は「あの ヒャウンッ ヒャウンッ はな『のぶゆきっ 起こしに来いっ』っていう命令だよ。 あ〜あ、なんで犬の言葉が分かるんだろ。こんな時間に起こされて・・・。」と言いながらまた寝に行きました。
 今朝の散歩のシュ太は元気いっぱい。
 やれやれ。 怖かったわ。 年寄り犬がいると、ちょっとのことでもビクビクしてしまう。


 写真は、シュ太の顔を枕にして寝るルイ。

プロフェッショナル

 MIXIのマイミク(と言ってもリアルでも知人)のらむねさんとまつ姫さんが「プロフェッショナル」というタイトルで日記を書いてらしたので、私も真似しよう♪
 プロフェッショナルとは
・仕事によってお金を稼ぐこと
・その仕事について優れていること
・責任を持って仕事をすること


 専業主婦から初めて仕事を始めた頃「お金を貰ったらプロだよ」と言われたことがあります。
例えば文章を書く。ブログにいくら書いてもプロじゃないけど、何かを書いて、それによって収入があればライターということになる。 私はずっと昔パソコン雑誌にちょっとしたものを書いてちょびっとお金を貰っていたことがあるから、私の肩書きに「ライター」というのを加えても良いかも。(笑)
 その仕事について優れていること・・・やはり、プロだと言うからには自分の仕事に誇りを持っていて欲しい。「私は誰よりも優れている」と。比較対象すると上には上があるかも知れないけど、常に「私は最高」と思っていたい。
 最近責任感の無い人が多いなって思う。 以前、途中で「すみません〜やっぱり出来ません」などと言われて仕事を放り出されて大変なことになったことがある。 病気や事故なら仕方が無いけれど、いくらデザイン力があってもいい加減な人には二度と仕事は頼みたくない。「あんた、それでもプロなの?!」と電話口で怒鳴りたかった。
 それに比べ、いつも私が仕事をお願いしているデザイナーさんは、この春体調を崩したのに何とか納期に間に合わせようとギリギリまで必死で頑張ってくれて「すみません! 今から病院に行きます。 即入院だと思います。 出来たとこまで送ります」と連絡があって驚いた。 いや、何もそこまで頑張ってくれなくても、もう少し早く言ってくれれば・・・と思ったけど、自分のやりかけの仕事を他人に任せたくないというプロ根性なんだなと感心しました。


 高校時代落語研究会に入っていたことがあります。
 その時先輩から「とちった時にごまかせるのがプロだ」と言われたことがあります。
 落語の上手な人は、間違えても聞き手に間違いを気付かせない。
 つまり、自分の仕事に自信があり、余裕があり、仕事が自分のものになっている。
 プロフェッショナルって、確実に仕事を自分のものにしている人、かな。
 

雨なのに調子が良い

 老犬シュ太ちゃん、調子の良い日が続いています。
 雨なのに、よく歩くこと♪
 昨日も今日も町内1ブロックを休みなしに歩き通しました。 すごいっっ
 ルイは家の中ではしょっちゅう場所を変えているのに、外に出るとすぐに座り込もうとする。 座る、じゃないわ。横向きに寝そべる状態。
しょうがないので私はルイが休んでいる間側に立って動き出すのを待ってます。


 シュ太が調子が良い日は・・
 散歩の時玄関まで出て来る。
 オシッコを漏らさない。
 ルイの横を堂々と通る(笑)
 水を飲んでいる時にルイが来ても場所を譲らない。
 外に出てもゼイゼイ・ヒューヒューと息が粗くならない。
 壁に身体を持たせかけて座っている時がある。
 起きている時間が長い。
 目がキラキラして悪そうな顔をしている。
 パソコンの邪魔をしに来る。
 私の布団を横取りしようとする。
 通り過ぎる人に尻尾をブンブン振る。
 通り過ぎる犬に挨拶に行こうとする。
 腰を撫でてもへたり込まない。



 ここんとこ、こんな感じ♪

10月21日訓練会

10.21訓練会

 昨日はNPOラブラドール社会福祉協会の主宰するセラピードッグ訓練会でした。
 朝大木トオルさんにお会いした時に「先日のNHKの番組は素晴らしかったですね。主人が感激してずっと泣いていました」とお話したら、とても嬉しそうでした。 あの番組の数日後制作会社に学校の先生から連絡があり、いじめられていた子が自分から積極的に子どもたちの仲間に入るようになったということでした。 
 良かった。
 子どもたちのいじめの問題も、しっかりした大人が指導してあげればちゃんと解決出来るんですよね。


 訓練会ですが、午前中のベテランクラスは大変な交通渋滞があったらしく大和君と小次郎君が30分の遅刻でちょっとバタバタしましたが、その分を取り返すかのように大木先生が延長して訓練してくださって充実したものになりました。
 益々みんな力をつけてきていて、毎回やんちゃで可愛いカイト君も堂々としたウォーキングマナーを披露してびっくりでした。ダックスのサキちゃんもやる気満々。飼い主さんのお話ではサキちゃんは自分でセラピードッグになることを目標としているような様子が見られるとのこと。訓練に燃えているそうで、将来が楽しみです。
 大和君はとっても立派な黒ラブ君ですが目がキョロキョロして落ち着きが無いのが飼い主さんの悩みの種らしい。 でもねぇ、うちのシュ太も若い頃は落ち着きという言葉の意味も理解出来ないくらいでしたし、3歳の雄のラブラドールなら、目はキョロキョロしながらも一生懸命頑張っていてすごいなって思います。むしろ1歳の小次郎君の落ち着きの方が驚きです。
 車椅子に座っている人にどう対処するのかというレッスンをしました。
 お母さんと一緒だと優等生のようなミントちゃんなのに、大木先生が車椅子に座ってリードを持つと不安でキョロキョロ。 何とか逃げようと暴れ、車椅子に座っている大木先生の膝の上に乗りかかったり大変でした。
 セラピードッグの場合は車椅子だけでなく、歩行訓練をしようとしている患者さんに付き添ったりするので、どんな人がリードを持っても冷静に通常の訓練通りに動かなくてはならないので、これを克服するのはなかなか難しそうだなと感じました。


 午後は初心者コースの訓練。
 キャンセルが相次いで今までで一番人が少なくてもったいなかったけれど、ガウガウ犬のベベ君はそれでも大騒ぎ。 前回に比べると随分と大人しくなったなと思ったのですが、大木先生のお話が終わってみんなで揃って歩き出すとパニックに。ついには大木先生から「少し休ませない」と指示が出てしまいました。
 飼い主さんのお話では、先月からずっとウォーキングの練習を始め、ご近所ではだいぶ上手に歩けるようになったとのことでしたが、やはり同じ室内に大きな犬が何頭もいるとパニックになってしまうようです。 でも、飼い主さんはまた来月もいらっしゃるとのこと。がんばれっ ベベ君。 大きな犬だって怖くないってことが理解出来るようになると良いね。
 黒ラブのミルフィーちゃんはまだ1歳で他の子と遊びたくてたまらない様子。 大人しくヒールで歩けるようになるにはまだ練習が必要みたい。
 尻尾の長いコーギーのイヴちゃんと秋田犬ミックスのポピー君は、他で訓練をされていたとかで、初参加でもかなり上手に動いてました。イヴちゃんがしっかり訓練が出来ているからと飼い主さんがリードを少し放したら、大木先生から注意が飛びました。
 セラピードッグではどんな場面でもどんなベテランのセラピードッグでも決してリードは放しません。いつでも右手にきっちりとリードを巻き付け、左手でリードを持った状態を保ちます。 認知症のお年寄りの治療が多いので、万が一のことを常に考えています。
 最後に大木先生がポピー君を連れて見本を見せてくださいましたが、飼い主さんと一緒だと歩くスピードが上がるに連れて興奮してリードを噛もうとしていたポピー君が最初の2回の大木先生の動きですぐにリードを噛んではいけないと理解し、もうすっかり訓練が仕上がったかのような動きで驚きました。
 大木先生が「アメリカではしつけの悪い犬を非難したりしません。しつけの悪い犬を見たらその飼い主が非難されます」とおっしゃってましたが、指導する人間が代わると犬もこんなに代わるんだと言う見本みたいでした。


 次回の訓練会は11月18日です。
 セラピードッグにしないまでも、毎日の散歩を楽しいものにするために、みなさんどうぞ訓練会においでください。
http://www.lablovedan.net/npo/main004.htm
 全ての犬にウォーキングマナーだけでも身につけて欲しいです。


 NPOラブラドール社会福祉協会ではセラピードッグ育成支援のために1頭につき5,000円かかる訓練費用の一部を負担して3,500円で訓練会を開催しています。
 ラブラドールのレスキューやセラピードッグの育成支援などの活動資金を作るために寄付オークションをWEBで行っていますので、ぜひご入札お願いします。 今出品されているのはご寄付いただいたDOGDEPTのジャケットとシャツや帽子など。 オークション用の品物のご寄付も募っていますのでよろしくお願いします。

 

少し回復

 シュ太が家に来たばかりの頃、あまりの悪さに慌てふためいてニフティのペットフォーラムに駆け込み、図書館にある犬関係の本を全部読み、ドッグショーに出かけていってラブラドールの飼い主さんに話を聞いて回り、シュ太の悪戯を書き綴り、書いても書いても書き足らなくて書き残したことがいっぱいあり・・・
 シュ太が5,6歳の頃は書くことが無くなり、毎日同じことの繰り返しで、どうしようこの日記・・・と思い。
 今、毎日書くことと言えば、今日は何回オシッコを漏らしたかという。
 ま、ネットでは楽しいことしか書いていないところが多く「みんな素晴らしい子ばかりなのにうちの子はこんなで」と悩む飼い主さんからの相談も多々あり「ネットで書いている人には、良いことしか書かない人もいるけどそれなりに悩みはあるんですよ。それから、失敗談を面白おかしく書く人もいるけど、面白そうに書いてはいても、内情は深刻だったりすることもありますよ」とお返事したことがあります。
 犬は意思もあり感情もある、人間の次に位置する生き物と私は思っていますので、同じ考えをお持ちのご家庭にとってはそれぞれのドラマがあると思うのですが。
 さて、家のドラマです。
 

 涼しくなってちょっと調子が良くなっているようです。
 

 バンバンッッ という音で目が覚めました。
 私の枕元でシュ太が床を叩いている。そして、口をペロペロ。
 意識が朦朧とする中で「喉が乾いたのかな・・」と思っていたら、娘がすぐに水を持って来た。
「おーーいっ 水っっ」「はい、はい、旦那様」みたいな感じ。
 いや、そこまで甘やかさなくても、喉が渇いたら何歩も歩かないところに水があるんだからと思うのだけど、娘は無視出来ないらしい。
 それっきり気に病まないでぐっすり寝ていたら、ドーンと突き飛ばされて目が覚めた。
 シュ太は鼻と身体で私をどかせ、布団の隅に追いやった。
 こんなことをしたのって・・・何年ぶりだろうか。
 寒い。 狭い。 でも、なんて良い感じなんだろう。

NHK課外授業

 昨日またシルヴァーウイングに国際セラピードッグ協会のセラピー活動を見せていただきに行ってきました。
昨日は現在セラピードッグになるための訓練中の方達もご一緒です。 訓練中の方には実際の活動を見ていただき、ある程度訓練の進んだ子は国際セラピードッグ協会の活動に混ぜていただいて練習し、その内NPOラブラドール社会福祉協会としてまとまった活動をする予定でいます。
 昨日見損なったので、今朝「NHK課外授業 ようこそ先輩」の再放送を見ました。
 昨年初めて大木トオルさんにお会いした時、犬の訓練方法、スタッフの礼儀正しさ、大木さんのお人柄にすっかり感銘を受けましたが、今朝の放映を見て、更に大木さんの素晴らしさを再認識しました。 
 セラピー活動の時、大木さんは心から認知症の患者さんに対して「がんばれっ 良くなれっ」という態度で接していらっしゃいますが、その真摯な接し方は子どもに対しても同じで、心から子どもたちを応援しているのが分かりました。
 「ブルースはsoulだ。心の応援歌だ」とおっしゃってましたが、大木さんにはsoulがあります。


 昨日のセラピー活動見学会の時に「AAAとAATの違いが知りたい」とおっしゃっておられる方がいらっしゃいました。
 AAAは動物介在活動であり、AATは動物介在療法。 つまり、AATは人間の病気を治療するものなんです。
 AATと認定されるには人間の医師が参加し「確かに治療として効果があった」と認めて貰わなくてはなりません。
が、そういう効果が出るには一番問題なのは犬の訓練よりもトレーナーの心にあるように思います。
 犬に触っているだけで認知症が改善されるのであれば、犬を飼っている家には認知症の患者は出ないという理屈になりますが、それは有り得ない。 
 国際セラピードッグ協会のトレーナー(犬を連れている人)は、大木さんと共に患者さんが少しでも良くなるようにと心を込めて犬を指導していました。
 「○○さん、今日はゴローを連れて来ましたよ。名前を呼んであげてください。ゴローですよ。ゴローって言ってみていただけませんか」
 「○○さん、ゴローを撫でて下さってありがとうございます。今度は左手で撫でてあげてくださいませんか。ゴローは左手で撫でられるのが好きなんです。」
 こういう風に誘導し、声を引き出し、左手が動くように仕掛けます。
 むっつり黙ったままの人が笑顔で犬の名前を呼ぶようになったり、寝たきりだった人が座れるようになり、歩けなかった人が歩けるようになるのを見ると、奇跡のようです。
 これは、犬を触っていれば良いというのではなく、犬を介在しての治療なのです。
 この素晴らしい奇跡が、日本中に起きて欲しい。 もっと、セラピードッグと、セラピー活動をしたいと言う人が増えて欲しいです。


大木さんのテレビをご覧になられた方を発見しました。 テレビの内容については私よりもっと詳しく書いてありますのでご覧ください。
http://ficskokoro.blogzine.jp/nog/2006/10/post_432d.html
http://blog.livedoor.jp/nagata31/archives/50736377.html