過去世リーディング

 10年くらい前からの知り合いの人が霊能者だったということをつい最近知り、すぐにお願いして過去世リーディングをして貰いました。
 過去世リーディングというのは過去を読み取るということで、どうやるのかと聞いたら「毛糸がぐちゃぐちゃに絡まっているようなのが見えて、その中の1本をそーっと引っ張ると次々にイメージがたぐり寄せられて来る感じ。最後にならないと自分でも話がどうなるのか分からない。」ということでした。
 下記は彼女が伝えてくれたままの話です。

                                                                                                                                  • -

 男の人ですね。14,5歳かな?
 ネイティブだわ。アメリカインディアンじゃなくて別の・・・多分オーストラリアのアボリジニだと思う。
 15,6世紀。
 非常に霊格の高い一族でテレパシーで会話してますね。
 あなたは一族の長の息子で、兄弟が多いわね、14人兄弟の・・ええっと、3番目。
 あら、耳が聞こえないんだわ。 でも、みんなとテレパシーで話しているから全く不便は感じていないみたい。 
 とても強くて勇敢な人です。
 動物達と話が出来る能力があるので、たくさんの動物があなたの周りに集まってます。人と話すのは苦手みたいでいつも一人で動物達と一緒にいます。 この一族は色々な能力があるようですが、動物と話せるのはあなただけです。
 一ヶ月に一度(かな?)お肉を食べる日があるんだけど、あなたがそれを動物に伝える係です。つまり「今度は君が僕たちに食べられるんだよ」と伝えるんです。でも、動物達はみんな喜んでお役に立ちたいからと自分の身体を差し出してます。
 時間を進めますね。
 成人の儀式みたいなのがあります。
 今度はあなたは目も見えなくなってますね、事故があったみたい。木の枝か木の汁か目に入ったらしい。
 成人の儀式は一人だけで部族から離れて何ヶ月か暮らすんだけど・・・テレパシーは距離が離れると通じなくなるから丸っきりの一人になる。 
 一人でテレパシーが効かなくなる距離まで旅に出ました。 あ、でも、動物達があなたに情報を教えているからどこまで行っても孤独にはならないわ。 
 孤独に耐えるという修行なのにね。とうとう1年間一人で暮らしたけど、修行にならないからって呼び戻された。
 時間を進めますね。
 長老、つまりお父さんが亡くなりました。長男が後を継ぎました。
 兄弟仲は悪くは無いんだけど、あなたの方が人気があるから長男は面白く無いみたいよ。あなたもそれを感じて、部族内で対立が起こらないように一人で離れようとしている。でも、困ったことに、あなたがいなくなれば動物が部族の食事になってくれない。
 部族には色々な能力者がいるので、同じように動物の言葉が分かる人が産まれるのを待っている。
 あぁ・・・いくら待っても、この能力は部族に一人、つまり自分が生きていては動物の言葉が分かる人は産まれて来ないんだと悟ったみたい。
 一人で遠くに行きました。
 湖があり、その横の静かな場所で一人で横になって・・・食事しないでそのまま自然死を待ってます。動物達には、自分が死んだら自分の身体を食べて良いからと伝えてある。
 うん、そうやってあなたは亡くなりましたね。 なかなか逞しいハンサムな人でしたよ。

                                                                                                                        • -

 動物と障害者か。
 私は以前何度か障害者の方に「あなたみたいに障害者に対する偏見の無い人は珍しいですね」と言われたことがあります。どうして偏見を持つのかということ自体私にはよく分からないけど、それってつまり、過去に私自身が障害者だったということに関係があるのかなと思いました。
 この後、彼女は私の守護霊様ともお話して下さったんですけど、その話はまた今度。