必要最小限の威嚇
ほとんど毎朝、元気なシュナウザーに会います。
まだ1歳くらいで愛嬌よしです。
その子がルイにまとわりつきたくてやって来るのですが、ルイは元々他の犬は嫌いですし、年とってからは尚更子犬に側に来られるのに我慢出来ません。
飼い主さんもシュナウザーもニコニコしながら寄ってくるので、私もルイが感じ悪いのは放っておいて飼い主さんと立ち話なんかしてました。
すると先週、シュナウザーが側に来た途端にルイの口の端がピクっと上がるのに気がつきました。
あらまぁ、側に寄るなと警告している。
犬の威嚇には色々ありますが、一番ひどいのは歯を剥き出して唸ること。その次が吠える、それから毛を逆立てるの順かな? そして、一番最小限の威嚇は「チラっと歯を見せる」ことだと思います。
歯を見せることによって「こんなに丈夫な歯があるんだから、いつでも噛み付けるぞ」という脅しですね。
シュナウザーは、いくら子犬でもその意味が理解出来たらしく、それっきり近寄りたがりません。 なのに、飼い主さんはちっともそれに気がつかない。
「どうしたの? お友達よっ。 ほらっ」とシュナウザーを引きずってルイの側に寄せようとします。
その度にルイは、チラっと一瞬だけ片方の口の端を持ち上げて歯を見せてます。
ルイは今まで一度も噛み付いたことはありませんし、シュナウザーの方で、いくら飼い主さんが言っても近寄らないように気をつけているから大丈夫だと思いますが、飼い主さんは、犬の動きに注意しなくちゃいけませんね。 むやみやたらに他の犬に近づけようとするのは危険です。 危ない犬かどうかは犬の方がよく分かっていることが多いです。
ルイは涼しくてもあまり歩かないようになりました。
1〜2分歩くと、寝そべって3分くらい休み、おもむろに立ち上がってはまた1〜2分歩いただけで休みます。
今朝は調子が良かったらしく10軒先くらいまでタッタと歩いて行ったのですが、帰りは、家の前まで来るともうヘトヘトでした。
階段は数日前から上がれません。 後ろ足が持ち上がらないのです。
階段を下りる時は主人が抱いて上る時には私が抱いています。
私の腕っ節も強くなりそう。