チロリちゃんの訃報

　3月4日の国際セラピードッグ協会大木トオル氏の講演会に来ていただいたナナままさんからチロリちゃんの訃報を教えていただいてびっくりしました。
　2月には元気でセラピー活動をしていたのに。
　17歳だったかしら。　とても穏やかな子で、本気で患者さんのことを気づかう様子が印象的でした。
　心よりお悔やみ申し上げます。　大木さん、さぞお力を落としていらっしゃることでしょう。

　チロリちゃんは子犬と共に捨てられていて、近所の納屋で子ども達によってかくまわれていたところ誰かの通報で千葉県富里の保健所に連れて行かれ、それを大木さんが処分前日に助け出したという子です。
　大木さんはチロリちゃんをセラピードッグとして育て上げ、長い間老人ホームなどでセラピー活動をし、たくさんの人を助けてきました。
　日本最初のセラピー犬であるチロリちゃんのことは本になり、映画になり、現在は月刊プリンセスにてコミックとして連載中ですし、チロリちゃん切手が全国郵便局で販売中でもあります。

　4月29日は国際セラピードッグ協会で訓練会がありますが、その翌日の30日には日本橋でチロリちゃんのお別れ会があるそうです。　お別れに行って来なくては。