ドッペルゲンガー?

 10日だったと思うけど、テレビで特命リサーチをやってました。 不思議なことを解明しようとあれこれやってますが、解明出来ない不思議なことがあるから面白いんじゃないかって思います。
 幽体離脱の話をしていました。 催眠術にかかった人が身体から魂だけ抜け出して離れた部屋の中に何が置いてあるか見てくるという実験。 赤外線で動く物を感知したとか、モニターには何も写っていないのに部屋の温度が数度上がったのが確認出来たとか、なかなか興味深かったです。 臨死体験のある人がよく幽体離脱したと証言したりしていますが、催眠術で実験しようとする試みは初めて見ました。
 
 解明出来ない不思議な話ですが、24年前、驚いたことがありました。
 末娘の出産で入院していた時、主人の従兄弟が亡くなりました。 色々と面倒見てくれていた人だったのでお通夜に行かなくてはと思ったんだけど、子どもが産まれて数日でしかも入院中なので遠慮しました。
 退院してからしばらく経った日、別の従兄弟の奥さんで私ととても仲良くしている人が訪ねてきました。そして「わざわざ来なくても良かったのに、体調はどう?」と言うのです。
 何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、問いつめてみたら、彼女は私を「お通夜の席で見た」と言うのです。
 彼女はお通夜の手伝いをしていましたが、確かに私が弔問客として来ていたと言いはります。
「でも・・そう言えば、他の人達は塀の(その家には腰高の塀があります)向こうの道路を歩いていたのだけれど、あなただけ塀の内側を歩いていたので変だな、とは思ったけど」
 
 自分で自分の分身を見ると早死にすると言われているそうですが、私が自分で見た訳ではないし、お通夜に行った記憶も無いので彼女の勘違いじゃないかと首を傾げていましたが、彼女は「絶対見た」と言い張り、非常に気味悪がってました。