動物介在活動

 日曜日に「人と動物のふれあいクラブぬくぬく」さんからご招待いただきましてAAA(動物介在活動)を見学させていただきました。

 このクラブは横浜市南区で活動なさってらして、南区獣医師会と行政と一緒にAAAに取り組んでいらっしゃいます。
 昨日は南区にある特別擁護老人ホームでした。
 ラブラドールが三頭の他、ダックスやシェルティー、シーズーMIXなど全部で20頭くらい。人間が25名ほどでした。
 老人ホームでは車いすの方ばかり(全員認知症とのことでした)が30名くらい輪になってホールでお待ちかねでした。
 大木さんのAAT(動物介在療法)と比較しながら拝見していましたが大木さんの活動は統制がとれてピシっとしていて「この人を治してあげよう」という意気込みに燃えているようでしたが、ぬくぬくさんの活動はほんわかごちゃごちゃしていて気楽で暖かい活動でした。
 入場した犬たちは飼い主さんと共にバラバラに散って行き、各自勝手に車いすの方の前に座ったりして犬を撫でさせてあげ、色々とお話されてました。
 注意すべき点としては「おじいちゃん、おばあちゃん」と「さようなら」は禁句で名札を見ながら「○○さん」と呼んであげ、別れる時には「またね」とか「ありがとう」と言うのだそうです。
 途中で司会の人が「今から芸を見せます」と言ってみなさんの注意を促し三頭の犬が次々に進み出て輪くぐりジャンプとボールキャッチ(ラブ)を披露しました。
 チワワが”持ってこい"をしようとしたのですが興奮して最後まで失敗しましたがそれでもみなさんはニコニコしてとても喜んでおられました。
 レイを首にかけた方が4名ほどいらっしゃったのですが、その方たちはお誕生日だそうで、携帯電話で音楽を鳴らしながら全員でハッピバースディの歌を歌ってお祝いし、犬と一緒に写真を撮りました。
その写真は後から記念に届けられるそうです。
 時間が来たらみんなでゾロゾロと退場。
 気楽に参加して、お年寄りを楽しませてあげるという温かなボランティアでした。
 
 「人と動物のふれあいクラブぬくぬく」さんとはレスキューの件で連絡をとりあったことからご縁が出来まして、今後は様々な面でNPOラブラドール社会福祉協会と協力体制がとれれば良いですね、と話し合ってきました。