菜の花

木霊に感激して知人のブログを読みあさってます。
 10年くらい前から存在は知っていたけれど、どんな人か知らなかった人。
 私の、不思議好き琴線に触れました。

 お母様が危篤状態だった時のブログに


耳元で「ありがとうございます」を唱えると、不思議なことに
意識のないはずの母が、少し動く。

 とある。

 あ、やっぱりね。

 数年前、私は「言霊」の話を聞きにあるセミナーに行きました。
その時、講師の先生が「一番素晴らしい言霊は、ありがとう、なんですよ」とおっしゃいました。
「頑張れ」とか「愛してる」とかではなく ありがとう なんですって。
 
 なるほどと納得した私は、出来るだけ色んな場面で「ありがとう」を言うことにしています。
言い慣れないと言いにくいけど、レストランに入ってウェイトレスの人がお水を持ってきても「ありがとう」支払いをする時も「ありがとう。美味しかったわ」。家の中で娘がお醤油を取ってくれても「ありがとう」。留守番して貰っても「ありがとう」。
 「お金払ってんだから当然だろ。こっちは客だよ」と言う人もいるかも。でも、お金のやり取りは物質的なものでしょ。ありがとうのやり取りは気持ちの問題なので全然別なんですよ。 食べたいと思った物を自分の代わりに作ってくれて、席まで運んでくれたことに対してのありがとうなんです。
 「ありがとう」を言うと、相手も嬉しそうな顔になるし、私の気持ちも温かくなる。
 何度言っても慣れっこにはならない言葉。
 具合が悪そうなシュ太にも撫でながら何度も言ってます。
 「私のところに来てくれてありがとう」「一緒に暮らしてくれてありがとう」「子どもと遊んでくれてありがとう」
 何だかこう書くと別れの言葉のように聞こえるかも知れないけれど、そうじゃないんですよ。
別れの言葉だと思ったあなた、感謝は最後に言うもんじゃないですよん。いつ言ってもいいんです。

 私のブログを読みに来てくださって有り難うございます。 みなさん。